対象:全1,025体の日本語名(第1〜第9世代)。
フシギダネは5文字、ピカチュウも5文字、リザードンも5文字——。 そう言われてみると、ポケモンの名前には「ちょうどいい長さ」がある気がしませんか? 全1,025体の日本語名の文字数を集計して、 名前デザインの隠れた法則を探ってみました。
結果は一目瞭然。5文字が565体(55%)で圧倒的多数派、 次いで4文字が304体。この2つで全体の8割以上を占めます。 日本語名は最大6文字という制約(ゲーム内表示の都合)があるなかで、 「呼びやすく、覚えやすく、個性が出る」長さとして5文字に収束しているようです。
全ポケモン中わずか3体しかいない2文字組は、ピィ、パモ、ボチ。声に出すと一瞬で終わる潔さが魅力です。 対する6文字組は94体で、全体の1割弱。 マフォクシーやジガルデのように、進化後や伝説級の 「風格のある名前」に多い傾向があります。
面白いのは、名前の長さがポケモンの立ち位置とゆるやかに相関していること。 進化前の小さなポケモンには短い名前(ボチ、ヒコザルなど)、 最終進化や伝説には長い名前が付きやすい—— つまり名前の長さは「成長の証」でもあるのです。 日本語の音象徴(短い音=小さい・かわいい、長い音=大きい・強い)を 巧みに使ったネーミングデザインと言えるでしょう。
こうした「どうでもいいけど気になるデータ」も、 全体を集計してみると設計思想が見えてくるのがデータ分析の面白いところ。 もっと本格的な分析は種族値ランキングや世代別インフレ検証でどうぞ。
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